爆弾低気圧の後の
昨日までの大雪とは打って変ってほとんど雲のない青空が広がっています^_^
ピロール長野社屋からの高社山。
ピロール長野は北信濃の中野市にあります。
ですので冬の間は、田んぼはもちろん畑も果樹園も一面の雪におおわれてしまいます。(ノω=`)
ブログでは、ピロール資材を使って、お米・野菜・果樹を栽培されている生産者さんをどんどん紹介しながら栽培過程をのせていく予定なんですが…
12月の中旬にこれだけの雪が降ってしまうなんて…畑には、野沢菜もまだあったのに
でも、冬の間でも農家さんはいろいろな作業があります。りんごの箱詰め・発送やお米の発送等々
そして2月になるからならないかには果樹の剪定作業等々がはじまります。
そういう作業が始まる前に、少々ピロール農法について説明させていただきます。
ピロール資材はその使用する土壌(水田・ハウス・畑・果樹園・茶園等々)に応じた資材を使用して、土作りを行い
弱アルカリ性米やミネラル豊富な作物、アレルゲンの低い作物を作っていきます。
そのために、その使用する圃場にどのタイプの資材があうのかを試験しています。
まずは圃場から採取してきた土を細かく手でほぐして3種類の容器にいれます
そこに水を加えて
さらにピロール資材を加えます
そして、種類ごとに保存ビンに入れて、日当たりの良い場所にならべます。
ラン藻(シアノバクテリア)の繁殖には水が不可欠そして気温が25℃以上になると活発になります。
で、冬の間は夜も昼もライトをあてて温度が少しでも高くなるようにしています。
これも雪国ならではの苦労です。
余談ですが、北信濃の春は一気にきます…(楽しみにしていてください)ヾ(≧▽≦)ノ
ですので、それまでにどの種類のピロール資材を使用するか試験をして決めておけば、しっかりした作付計画・栽培計画が立てられます。
そして、2週間ほど経過すると…(冬場は3週間くらいかかってしまう)
まずは、赤色を呈してきます(右の写真)。その後にしばらくすると緑色に(左の写真)変わってきます。
資材を使用すると最初は、赤色のラン藻が優位に立って、その後、だんだんと緑色のラン藻が優勢になってくるのでこういう変化をおこします。
ラン藻は光合成によって酸素を作り出す特徴を持っているんです
酸素を作り出す、ラン藻(シアノバクテリア)のエサがピロール資材なんです!
その結果
安全性+品質→健全な農作物
が作ることができます。
冬の間には、なるべくわかりやすくピロールについて説明していきたいと考えています。!(*`◇´*)ゞ
もちろん、農家さんの紹介や作業もどんどんお届けしますので
よろしくおねがいします。